NEXT PIVOT 6/17(水)にいよいよ始動です

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NEXT PIVOT 6/17(水)にいよいよ始動!

 PIVOTは97年頃、僕が最初に結成したフュージョン・バンドで、当時は六本木ピットインで定期的なライブを行いつつ、2000年には僕名義としては1stアルバムとなる『PIVOT』(しおさいZIZO)をリリースしました。メンバー(敬称略)は、矢堀孝一(G)、水野正敏(B)、木村万作(Dr)、原田芳宏(Steelpan)に若手の3管編成のPIPOホーンが加わるという感じで、ご存知のとおり現在でも活躍中の濃いメンバーでありました。当時は自分自身もプログレ色のあるテクニカルなフュージョンを趣向していた時期で、またキーボード・マガジンの長期連載や書籍「実践コード・ワーク」の上級内容の執筆時期とも相まって、高度な非機能的和音/非典型的和音、アッパー・ストラクチャー・トライアドの多用などを、文字通り実践の場で試みながら曲を書いたり演奏していました。メンバーは僕の思考以上にすばらしいアイディアを出してくれる方々なので僕自身の音楽性もこの時期、多くの刺激を頂戴しながら広げられました。メンバーに多謝であります。

 正直、この1stはあまり売れなかったけど、楽器メーカーのローランドさんからのプッシュなども頂いたおかげで、PIVOTの名前はそこそこ知ってもらえた感触がありました。しかしながら時代性や自分自身の音楽観の大きな変化などもあり、加えてメンバーそれぞれの活動が活発化したこともあって、PIVOTは人知れず自然解散してしまうのでした。
 PIVOTに関しては、自分のHP内に詳細にドキュメント化してまとめてありました。当時のPIVOTを知ってる人にはとっても懐かしいでしょう。CD制作ドキュメントの写真などを見ると、みんな若い若い~

 その後、現在にかけてPIVOT再結成の話は何度となくあったものの、自分も今ひとつモチベーションが上がらなかったのですが、これとは別にギタリスト矢堀プロwとの間で、これからの将来を担う若手ミュージシャン育成プログラム!という計画が元々あって、こんな時代だからこそ、今だからこそ、やるべき!となり、新進気鋭のリズム隊をいれて、昔の焼き直しでない新生PIVOTを作ろうという流れになったわけです。そしてそれがNEXT PIVOTのネーミングに踏襲されました。

 実際、ベースの小栢伸五、ドラムの山本真央樹は若手の中でもピカイチです。すでに多方面で活躍中でここでピックアップするまでもなくご存知の方も多いことでしょう。この親子ほど歳の離れたメンバーの組み合せwで今まで一度だけ同メンバーでセッション・ライブを行いましたが、若手育成どころか篠田&矢堀組もおちおちしていられないクオリティで若手は容赦なくぶつかってきます。新生PIVOTはこんなところがおもしろいのではないでしょうか。自分自身もここで改めて磨かれていく所存でありますw~
そんなわけで、いよいよ6/17(水)にNEXT PIVOTの記念すべき1stライブとなります。お時間ある方はぜひ観に来てください!絶対楽しめるでしょう。

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