第6回: 矢堀孝一 氏
ゲストの方のご紹介
矢堀孝一 (やぼり・こういち)
1965年生まれ。大学時代にギタリストの布川俊樹に師事し、ジャズ・ギターを学びます。92年水野正敏氏と出会い、菅沼孝三氏とともにFRAGILEを結成(現在まで5枚のアルバムを発表)。その超絶的なテクニックと類(たぐい)希なるセンスで注目を集めます。ジョー・パス、バーニー・ケッセルといったモダン・ジャズ・スタイルからマイク・スターン、ジョン・スコフィールド、パット・メセニーといったコンテンポラリーなスタイルまで楽々とこなす先鋭ギタリストと言えるでしょう。現在は「篠田元一PIVOT」のオリジナル・メンバーの他、「WYSIWYG」や「B.B.GROOV」をはじめとするグループ、それに多くのセッションやレコーディングに参加しております。2000年6月には、PIVOTと同じく、しおさいZIZOレーベルより初ソロ・アルバム『b』を発表しました。その他、楽譜、ビデオなどの音楽教則関係、音楽雑誌の執筆、ロ-ランドのデモンストレーターなど、多忙な日々を送っております。ちなみに“食”に関してもかなりうるさいです(笑)。詳細は彼のWebサイトで。
どんな間柄?
一番最初に出会ったのは95年2月頃。楽器メーカーの新製品発表会のスペシャル・バンドとして臨時的に結成された篠田グループにゲスト・ギタリスト(VG)として参加したのがきっかけ。その数カ月後、PIVOTを結成しライブ活動を開始。それ以来、2人でのデモ地方巡業、バーベキュー同好会、通信仲間として親交を深め現在に至るという感じでしょうか。毎月、必ず訪れるレギュラーの制作仕事も一緒にやっております。あ、メーザーハウスではお互い講師もしていますね。家も近いんです。
この雑談のきっかけ
一緒になる機会が多いものの、なぜかこのコーナーの出演タイミングを失っておりました。今回、僕が審査員を務めるワールドPCエキスポ2000内で行われた「第13回ロ-ランド力作コンテスト」のゲスト・ステージで、「篠田&矢堀」によるPIVOTライブを行いました。その際、待ち時間が結構あったので、そこで“やってしまおう!”ということで実現。
雑談場所/日時
場所: 東京ビックサイトの楽屋とかその周辺
日時: 2000年10月21日(土)
ワン・ショット雑談
かなりコアな対談です(笑)。結構、長編です。
PIVOTでの多彩なソロ・アプローチも自己分析?