●見本盤到着・取材雑記・理論セミナーご案内

Novelette見本盤 昨日、早くもThprim(スプライム)の2nd『Novelette』(ノベレッテ)の見本盤が届きました。こうして商品パッケージになったものを手に取ったときの達成感、これは何度あっても嬉しいものです。ブックカバーを基調としたデザインと紙ジャケが相まってなかなか質感のあるCDが完成しました。音も隅々までしっかりチェック。改めて今作の出来映えに満足であります。リリース予定日は11/23(金)です。無論、ツアーが始まる11/20からライブ会場で先行発売いたします。ぜひぜひご期待くださいませ!

●この『Novelette』のリリースに向けたプロモーションはすでに始まっています。間近なところでは本日売りのキーボード・マガジン12月号ではニュース&ツアー記事が掲載されます。また来月11/28売りの2008/1月号では僕のインタビュー記事が掲載予定で、そのインタビュー取材のために、ホント久しぶりに編集部に向かいました。
 キーボード・マガジンといえば14年近く「実践コード・ワーク」を連載していたし、今でも時折原稿を書かせてもらっていますが、すべてメールでのやりとりなので、担当の方とお会いする機会がありません。昔は締め切りにあおられて、担当のとなりの席で必死で手書きで原稿を書いたりしていた時代がとても懐かしいです…(笑)。編集部には当時の方はもう一人も残っていませんが、新しい編集部員とも顔を会わせれば、もともと業務上メル友(笑)だけに会話も弾むしすぐコミュニケーションも深められます。今回、インタビューを担当して頂いたのは山本編集長なのですが、アルバムの話をアピールしなくちゃいけないのに、気づくと多岐に話題が広がって予定時間を大幅にオーバー、その後も昔にお世話になった他誌の女性編集者なども集いはじめて談笑が続き、なんか懐かしさ一杯の気分。とても楽しい時間を過ごしました。
 やはり忙しさにかまけてメールのやりとりばかりで事を済ませてしまうと、知らず知らずのうちに人との触れあいが希薄になってしまいます。顔を見合わせながらのコミュニケーション、これはやはり大事にしていきたいと改めて思った次第です。
 という感じで、来月に入るといろんなメディアや音楽誌などでも今作が紹介されると思いますのでぜチェックしてみてください。随時HP内でもお知らせいたします。

<実践コード・ワークCompleteセミナー>

●さて明日10/28(日)<時間:13:30-15:00/15:30-17:00>は、アイデックス音楽総研において「実践コード・ワークComplete」セミナーを行います。コード理論を目の前で実践的に紐解いていこうという趣旨の公開セミナーです。以下、当日予定しているセミナー内容概要です。拙書を持っている/持っていないは関係なく、わかりやすく実践的なコード理論を説明していきます。

<VOL.1 コード理論の基礎とボイシング・アプローチ>13:30-15:00

■コード理論の基礎
1. トニック、サブドミナント、ドミナントの役割
2. ダイアトニック・コードと代理コード
3. 2次ドミナント(セコンダリー・ドミナント7thコード)
4. ドミナント7thコードの分割
■ボイシング・アプローチ
1. コードを構成する重要な音とは。
2. クローズ/オープン・ボイシング
3. テンション・ボイシングの一定の形。

<VOL.2 コード進行の発展のさせ方と転調テクニック>15:30-17:00

1. スムーズにコードを連結させるテクニック
2. 単純なコード進行を細分化させる実践テクニック
3. ポップスで見られるサブドミナント・マイナーと特殊なドミナント・モーション
4. 転調テクニック(実践的に使えるもの)
5. ワンパターンの曲作りから抜け出すためのアイディア。

 
 まだ、若干定員席があるようです。理論セミナーだからといって、堅苦しい内容にはなりません。興味のある方はこの機会にお気軽に参加くださいませ(お申し込み)。
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