■6月報告~その2(Roland SYNTHESIZER DAY)

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 続きまして6/12(日)にベルサール秋葉原で行われましたRoland SYNTHESIZER DAYの模様です。当日は梅雨の合間の良天候となり、また期待度の高いシンセのニュー・モデルJUPITER-80が一般の方に初お披露目されるとあって、開演前から会場周辺はかなりの方が並んでおりました。最終的にはローランドのシンセ・イベントの来場数としては記録となる3.000人をゆうにオーバーだったようです。来場者は展示スペースまで埋まってしまい身動きできない状態。ちなみにUstreamによるライブ配信の視聴者も1.000人にも及びました。
 僕は『篠田元一 Super Session』というステージにおいて、矢堀孝一(G)、大高清美(Org)、山崎彰(Dr)という強力なサポートをいただき、JUPITER-80をライブ演奏させてもらいました。また、ひとりでJUPITER-80の詳細を演奏を交えつつ解説するコーナーもあったのですが、長年、ローランドのデモをやっていて、これほど客席からの熱い視線を感じ受けたことがありませんでした(笑)。JUPITER-80に対する興味津々度数はかなりのようでした。

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 僕自身は、このステージ以前にも業界向けやプレス関係者向けにデモ演奏や解説を重ねてきたのですが、ライブ・バンド内でJUPITER-80を鳴らすのはこのステージが初です。そんな点からも楽しみだったのですが、音のリアリティ、音のヌケ、演奏性の高さ、そしてステージでのカッコ良さや存在感などはどれも大満足。ひいき目抜きに本当にすばらしいシンセだと実感であります。
 ライブの方は、矢堀・大高の両氏とは昔から音楽以外にもゴルフ親交のかいあってか(関係ないかw)音の方は当然ばっちし。山崎氏とも今まで何度も一緒にやってきたので、もうこのメンバーだと安心して演奏できます。ちなみにベーシストがおりませんが、ここは清美ちゃんがアトリエAT-350Cでしっかり役割を果たしてくれたし、JUPITER-80に負けじとLucinaを延々弾きまくる場面もw。とてもアグレッシブに楽しいライブになったと思います。

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 会場入口のフロント・ステージではボーカルの坂本彩ちゃん、それに娘の篠田浩美(ハンドソニック)、弟子の宇都圭輝(キーボード)の3人ユニットでメインステージの合間にずっとミニ・ライブをやっておりました。おなじみのアニソン・メドレーなどですから、秋葉原の一般の通行人も交えて、つねに300人近い人だかりが(笑)。

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 共演のガールズ・ロック・バンド、ガチャリック・スピンのメンバーを中心とした記念撮影。うーん、こういうの悪くないですね(^_^;)。おじさんたちは顔の表情出しに困りました(笑)。彼女たちもなかなかの好演でした。

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 最後は、Special Talk Sessionの方々との記念撮影であります。左から浅倉大介、齋藤久師、小生、土橋安騎夫、松武秀樹の各氏。僕を除いてみなさん、もはやシンセ界の重鎮でしょう。楽屋での会話もとても楽しいものでした。
 また、こんな楽しいシンセのイベントをやってほしいですね!

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