9/17(祝月)「冨田勲〜映像音楽の世界」コンサートのリハーサル
いよいよ9/17(祝・月)、「冨田勲〜映像音楽の世界」コンサートが近づいてまいりました。個人的には前日16日に川口ストリートジャズフェスティバルの出演もあり、ちょっとバタバタであります…汗。
この冨田勲コンサート、予想以上に規模が大きく、昨日までたっぷり2日間リハを行いました。藤岡幸夫マエストロのもと、オーケストラ(オーケストラ・トリプティーク)、リズム隊、シンセ(僕)、エレクトーン、さらには老若男女の大合唱団〜100人以上になるのかな?国際フォーラムCの舞台はきっと所狭しとなることでしょう。
今回、オーケストラの中で僕が鳴らすシンセ系サウンド、例えば、人声のようなシンセリード、合唱コーラス、さまざまな効果音などはどれもトミタサウンドを象徴する音色ばかりです。今回はサンプリング音源のシンセを使わず、実際、冨田先生が使っていたモーグ・シンセサイザーのソフトウェア音源を使いました。時間をかけてあくまでもアナログシンセからの音作りで進めていきましたが、やはりオーケストラとのリハ中では、調整に調整を重ねながら仕上げていきました。
実際、当時の冨田先生のオリジナル音源を聴いてみると、アナログシンセだけであれだけ表現豊かな音世界を作りあげているのは驚きです。究極的なこだわり、そしてユニークさもあって、他の誰にも真似ができない完全独自のサウンドです。とてもとても足下にも及びませんが、少しでもトミタサウンドに近づけるよう、入魂の想いで臨んでいます。生オーケストラ+大合唱とトミタ・シンセ・サウンドを融合させたステージなんてそうあるものではないので、とてもワクワクしています。
さらにさらに!「マイティジャック」は400インチ画面での上映に合わせての生演奏もあります。なんかこんなすごいコンサートってあっていいのでしょうか〜!
中央は指揮の藤岡幸夫さん、左は楽譜作成担当の津田賢吾さん。藤岡さんの指揮はパッションが効いてて、とてもすばらしいです。こちらも燃えてきますw
津田さんとは冨田先生の「イートーヴ交響曲(初演)」以来ですが、楽譜や演奏上のやりとりを重ねてきました。
リハの模様です。
今回鳴らすシンセ系音色は効果音を含めて、すべてソフト音源のモーグ・モジュラーを使います。でないとなかなかトミタサウンドにならないのです…。
大合唱団も交えてのリハ