「BELIEVE IN MUSIC 〜梯郁太郎メモリアルコンサート」リポートその1
2018年03月05日
3/2(金)、「BELIEVE IN MUSIC 〜梯郁太郎メモリアルコンサート」が無事に終了しました。梯郁太郎氏とゆかりの深いミュージシャンが集った、とても内容の濃いコンサートとなりました。演奏もトークも大いに盛り上がりました。
パート1は、3人のすばらしいオルガニストによる演奏とトークで約1時間、パート2はMIDIヒストリーとしてたっぷり90分ステージを楽しんで頂きました。
オフィシャルのカメラマンから後日、写真が届けられますが、取り急ぎ、ここではパート2のステージの模様をお届けします。
撮影:浅見恵一氏(スタッフ)
ナビゲーターは作曲家の千住明氏。アシスタントは熊埜御堂可奈子さん。
パート2のトップバッターはシンセ・プログラマーの松武秀樹氏。篠田とのシンセDUOで「新日本紀行 Logic System Ver.」を演奏しました。
冒頭は松武さんとシンセの完全なインプロビゼイション。二度と同じ演奏はできませんw
松武秀樹氏のトーク・コーナー。松武さんならではの昔のシンセのレアな話が聞けました〜
続いて僭越ながら自分のトーク。梯氏との長年にわたる想い出、MIDI提唱の大きな功績、そしてグラミー賞を授章したときに書かせて頂いた「Song for KAKEHASHI」についてなどを話させて頂きました。
「Song for KAKEHASHI」はV-Piano Grandでソロ演奏し、バンドが加わるという新アレンジで演奏しました。今回の演奏前には昨年3/29のオーチャード・ホールでオーケストラと共に演奏したバージョンの映像も流されました。
続いて、オリジナル曲「PIVOT」を演奏。矢堀孝一にはギターシンセGRをアグレッシブに演奏してもらいました。
ギターの矢堀孝一、ベースの小栢伸五はホスト・バンド・メンバーとしてサポート出演してもらいました。
ドラムの山本真央樹。リズム隊を含めて自分のバンドNEXT PIVOTのメンバーであります。
梯郁夫さんにも、ホスト・バンド・メンバーとして参加していただきました。話題の電子パーカッションA frameの多彩なサウンドも光っておりました!
ミッキー吉野さん登場です。梯氏との懐かしいレアな話が満載でした。この後、ミッキーさんが最初にシンセデモ曲に書いたという「Met’s Express」をみんなで熱く演奏しました。
続いて梯郁夫さんによるA frameを使ったソロ・パフォーマンス。聞いたことのない斬新なサウンドのオンパレード〜
トミー・スナイダーさんフィーチャー・コーナーです。ゴダイゴでも御馴染みの「TAKE IT EASY」を熱唱しならがらのドラミング。ドラムはATVのaDrumsです。生ドラムに少しもヒケをとらないパワーと質感に驚き。
ミッキーさんのコーラスが入ると、当然、ますますゴダイゴ色〜
トミーのaDrumsと真央樹の生ドラムのソロ合戦。熱く盛り上がらないわけがありません〜w
ミッキーさんは昔懐かしいSH-101にハンドコントロールを装着させてショルダー・キーボードで熱演です。このビジュアル、ローランドの昔の公告にもよく出てましたね〜 かっこいいシンセソロを披露してくれました。
トミーさんに加えて再びミッキーさんもトークに加わり、ここでしか聞けなかった話、それに秘蔵の映像などを披露していただきました。
最後はゴダイゴの定番曲、「MONKEY MAGIC」を演奏。もちろん超絶変拍子の前奏曲「THE BIRTH OF ODYSSY」とメドレーで演奏しました。
パート1もそうなのですが、パート2は演奏もトークもあまりに盛り上がってしまい、実は実は。。。の話もあるのですが。内緒にしておきますw
終演後は出演者一同した打ち上げ〜
ホールのホワイエには梯郁太郎氏とミュージシャンの交流を示した記念写真や多大な功績を綴った年表か掲げられました。無論、テクニカル・グラミー・アワードを授章したトロフィーも展示されておりました。
以後当日のプログラムです
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