Thprim 2ndアルバム マスタリング完了!
ここのところ、やることが立て込んでしまい、このblogネタもいろいろとあったのですが、つい忙しさにかまけてタイミングを逃してしまいました…。そんななかで、無事にThprim(スプライム)の2枚目アルバムのマスタリングを終えましたのでご報告いたします。
仙道さおり(Perc, Voice)/小生(Pf, Key)/水野正敏(B)=Thprimであります。
今回のThprimの2枚目は7月中旬~8月初旬にかけてすべてのレコーディングは完了しましたが、その後のミックスにたっぷりと時間をかけました。エンジニアの川上真一氏(日本コロムビア)にはレコーディング後に何度かラフミックスをしてもらい、それをその都度、サーバーにアップしながらメンバーと意見交換しつつ、徐久に完成形へと導いていきました。僕自身も同じProToolsのセッション・データを共有しているので、具体的な要望を伝えやすく、従来のミックスとはまるで違った感覚でミックスを進めた感じであります。トラック・ダウン(T.D.)の最終はコロムビアで行いましたが、それまでには概ねのT.D.は完了していたわけです。ちなみにコロムビアではワードクロック+電源部にもこだわり(この部分だけで400万もするとのこと…)、最新のアイテムを贅沢に使い音質面にもとことんこだわりました。
そして音の最終行程となるマスタリングは、1枚目と同じく音響ハウスで9/27に行いました。この段階までくると気分もかなり楽であります。メンバー3人でワイワイガヤガヤと談笑しながらの立ち会いマスタリングとなりました。マスタリングエンジニアも前作と同じく石井亘氏です。石井氏にはT.D.サウンドに更なるすばらしい磨きをかけてもらいました。無論、大満足の仕上がりです。
マスタリングエンジニアの石井亘氏
さてさて、今作ですが、「オペラやミュージカルの舞台を観るような音世界」がテーマであります。「小説のThprim流オペラ化」と言えばいいのかな…より芸術性を追求し、真骨頂を発揮したThprimの2ndアルバムと言っていいでしょう。Thprimらしいポップで爽快な面は踏襲しつつも、より現代的で荘厳な音作りを目指しました。1枚目を聴いていただいた方は今作の変貌ぶりにちょっと驚くかもしれません。
今回のネタあかしはこのくらいにしておきますが、とにかく、かなりの自信作であります。ぜひ多くの人にも聴いてもらいたいと思っております。
アルバムタイトルは当然決まっており、ジャケットのデザインも実は本日最終を迎えました。ジャケットのデザイナーさんには、メンバー同様、ラフミックスの段階から音を聴いてもらい、イメージを膨らませていただき、メールで何度も打ち合わせしながら完成版を作っていただきました。とにかくジャケットのすばらしさも特筆モノと付け加えておきます。
レーベルはVME、発売日は当初11月初旬の予定でしたが、現状では<11/23(金):もちろん大安>が濃厚となりました(協議中)。11/20からこのCD発売記念ライブ・ツアーが始まるので、ツアー中に先行リリースという流れになりそうであります。雑誌関係などメディア登場は10月末~11月となるでしょう。近日中により詳細なアナウンスをさせてもらいます。