ここ最近のレポート
10/15(水)、僕が講師を務めている音楽学校メーザー・ハウスにおいて弦楽四重奏の実習授業が行われました。恒例の特別授業なのですが、2年目の生徒が作曲した弦楽四重奏曲をプロの弦奏者をお招きして実際に演奏していただくというものです。僕のクラスではもっとも力を入れている授業のひとつとなります(前回の模様はこちら)。
今回、お招きした弦奏者の方々は右下写真の左から牛山玲名さん(バイオリン)、西川茉莉奈さん(バイオリン)、深澤麻理さん(ビオラ)、田中愛さん(チェロ)です。玲名ちゃんはすっかり御馴染みだし、田中さんも前回に引き続き2回目のお願いとなりました。
生徒達は初対面のプロの奏者の方々とのやりとりに四苦八苦、緊張しながらも、自作曲を献身的なまでに一生懸命に演奏してもらい感激しておりました。未熟な作品に対して、弦奏者のみなさんからも、楽曲そのものの、譜面の表記方法、演奏表現の伝え方、フレーズの歌いまわしなどに関して、時には厳しく、細かくご指示を頂きつつ、現場さながらの空気が流れました。たくさんのことを学んだのは言うまでもありません。弦のみなさんに厚く感謝、そして生徒たちもよくがんばりました。次回の弦カル実習も楽しみです。

10/18(土)には、第20回を迎えたエディロール「力作」コンテストの受賞発表会(SONARのユーザー・イベントの会場内)が行われました。今回も激戦をくぐり抜けてきたすばらしい力作揃いで、審査はかなり難航しました。審査員(右下写真左より)はいつものように僕、浅野孝己氏(審査委員長/ミュージシャン)、古代祐三氏(ゲーム・ミュージック・クリエーター)、寺島明人氏(寺島情報企画・代表取締役)です。
受賞者のなかには常連の方もいますが、学生からご年配の方まで年齢層が広く、作曲のすばらしさや打ち込みテクニックのレベルアップには驚くばかりです。今回の受賞作品は<こちら>で聴くことができます。
それにしても20回…僕も20年以上にわたり、この審査をやらせてもらっていることになりますが、そのおかげでDTMの変遷や進歩はリアルタイムでキャッチできます。こんなに長年続いている音楽系コンテストは他にもないでしょう。腕に自信のある方は次回、ぜひ応募してください。

10/25(土)と10/26(日)には2008楽器フェスティバル(場所:池袋サンシャイン)が行われました。隔年で行われる楽器フェアの合間のイベントとなりますが、今回も大盛況でした。両日、ローランドのブースにて「篠田元一&矢堀孝一ユニットwith HIROMI スペシャル・ステージ」として出演させていただきました。ギタリスト矢堀孝一氏に加え、パーカッションに娘の篠田浩美と一緒のステージであります。親子に交えてyaboもさぞかしやりにくかったことだと思いますが、リハのときから娘に音楽だけでなく、しっかりゴルフまでご教授してくれて、すっかりお世話になりっぱなしでしたが、おかげでユニットとしてのサウンドも予想以上にすっぽりとまとまりました。とにかく無事にステージが終わってホッとしております(笑)。
