日食と近況

日食2009/07/22 昨日は46年ぶりの日食でした。仕事先の渋谷周辺もあいにくの曇り空でしたが、日食予定時刻に真上を見上げてみると、三日月状態の太陽が、、、! 曇り空が逆に幸いしてフィルターの役目となり、日食メガネも必要なく肉眼でしっかりと見ることができました。携帯写真を撮ったときにはご覧のようにもう半分くらいしか欠けていなかったのですが、こうした移り欠けていく太陽の変化は感動的でというかとても神秘的です。
 日食が起こる天文上のメカニズムなどは今でこそ簡単に説明されていますが、昔は神と拝まれていた太陽がある日、突然、真っ暗になったり、欠けたりすれば、それはもう大変な騒ぎでした。それにまつわる神話は世界的にもいろいろありますが、とりわけ日本古代史的にも、魏志倭人伝に記されている邪馬台国の女王である卑弥呼(天照大神とされている=天を照らす神)が248年に殺されたとされている点は、天文学的計算データからはじき出すと九州北部でこの年の9月5日に皆既日食が起こっているとされています。つまり日食が原因で殺されてしまった…とか、それに関連する「天の岩戸隠れ」の神話とか、古代史が好きな人なら、やはり日食は興味がそそられるところでしょう。
 次の日食は26年後…なんか気が遠くなりそうですが、それまで元気な姿でまた日食を楽しみたいものです(笑)。


BGM 前々から、こちらでもお知らせしておりましたクラシックの名曲をアレンジしたアルバムが発売になります(篠田元一『ポップ・クラシカル1』)。このCDの制作には半年以上かかってしまいましたが、中村均一(Sax)、 多久潤一朗(Flute)、牛山玲名(Violin)、関口将史(Cello)の各氏の素晴らしい演奏もパックされているし、時間をかけただけに、仕上がりにはかなり満足しております。
 このCDは、アトリエビジョンよりレンタル/販売可能アルバム/ダウンロード販売のBGMアーティスト・シリーズとして発売になります。基本的には業務用を目的としてテレビ、CM、VPなどいろんなメディア上で使われるものですが(利用案内)、もちろん、購入も可能となっています。
 <こちら>で全曲フル・サイズで試聴(プロテクト的に社名アナウンスが断続的に入っています)できます。どれも御馴染みの名曲ですが、ポップに、ちょっぴりジャジィなアレンジを施して聴きやすく仕上げています。

 また、上記とは別に、ちょっと特徴的なオリジナル作品集を現在制作進行中です。こちらは一般販売される商品で、僕にとっても、今までやったことのないオリジナル作品になりそうです。こちらの詳細は追ってお知らせします。ご期待ください!

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