近況

　先日、お誘いをいただき、ローランド・ライブ・シネマ・コンプレックスという映像を絡めたイベント・ライブを拝見させていただきました。場所は横浜港北ニュータウンのワーナー・マイカル・シネマズという大きな映画館。大スクリーンの前に置かれているのは写真にあるように橘ゆりさんの演奏する電子オルガンのみであります。橘さんとは、先日もアトリエビジョンの新作BGMアーティスト・シリーズで一緒のタイミングでリリースさせていただき、今までにも幾度となく生演奏を聴かせていただきましたが、今回もその卓越した演奏技術や編曲はただただ脱帽モノでした。目を閉じて聴いていると、目の前でフル・オーケストラが演奏しているです。ステージ上のトークはとても楽しいし、お話させていただいても、とてもあたたかい人柄で魅力的な方です。中学時代の頃からTVでよく見かけていた橘さんの演奏を目の前で聴ける嬉しさに加えて、ダイナミックに映し出されるさまざまな素晴らしい映像が橘さんの演奏と相乗的にリンクし、これはもう言葉では表しきれないスケールの大きい感動を受けました。映画館という場所ならではのスペシャルなライブでしたが、いつかは僕もこんな場所で演奏してみたい～と強い欲求が沸いてしまったのは言うまでもありません。

　ここ最近、めっきり自分のライブはご無沙汰してしまいました。Thprim(スプライム)も休眠させてしまっているし、以前よくやっていたセッション・ライブもここ1年くらいやっていません。別にライブ活動をやめてしまったわけではなく(笑)、今はちょっと時間がなかったり、スコアを書く時間に追われてしまっていますが、近々に再開する思案・準備も進めていますので、そのときはよろしくお願いします。次回、お客さんの前で演奏するのは2009楽器フェア（11/5～8）となりますが、詳細は追ってお知らせします。
　で、レコーディングといえば、また若手の子達とやる機会が増えてきました。今回もバイオリンの牛山玲名ちゃん、チェロの関口将史くん、フルートの多久潤一郎くんと一緒に7曲ほど録りました。まだ作品名やメディアは内緒ですが、近いうちにこれもお知らせできると思います。ご期待ください～！