夏雑記

●うひゃ、すっかりこのblogもご無沙汰してしまいました。
twitter をチョコマカはじめたら、なんかブログネタのタイミングを逃してしまったりで、何気にドタバタしておりました。まぁ、基本、単に更新をサボってしまっただけなのですが。
 ここのところは。書籍を書いている状態で、こちらは早ければ秋くらいに出版になる予定です。スタンダードな内容ですが、長期にわたり活用してもらえそうな本になると思います。詳細は追ってお知らせします。

20100708 そうですね、最近ハマってるものと言えば、iPadでしょうか。ニュースで報道されたような延々と並んで、とか、前々から予約していたわけでもなく、ダメモトで発売日に家電量販店に向かったら、店員さんの呼び込みの流れでスムーズに買えてしまったという感じです。
 原稿の下書きとか、スケジュール、メモ書き、さまざまなデータ・ベース作りなど実用面だけでなく、ゲーム・マシンやtwitterマシン?としても常時活用状態であります。枕元にも置いてますので(笑)、寝付きの悪いときには電子ブックとして、また自宅サーバーにアクセスして映画を見たり、目覚めはアラーム時計としても機能してます。インターネットに常時つながっているから、ほしい情報はすぐに手に入る。まるで魔法の板のようであります。
 しばらく使ってみて、超便利だし、遊べるし、音楽の面でもたくさんの譜面をpdf化しておくにはとてもいいですね。必要な譜面は随時プリントアウトすればいいわけですから。まだやってませんがDAWのコントローラーみたいな使い方も便利そうです。音楽制作のツールとしても使えるソフトが多数出ているし、今後の動向も期待できるでしょう。
 しかしながら、こういった“便利アイテム”に頼り過ぎると、物事に対する創意工夫が徐久に失ってしまう危惧も感じなくはありません。iPadはまだ本格的な制作ツールではなく、お遊び的な使い方がメインなのでいいのですが…。

●現在の代表格の音楽ソフト(DAW)は、僕が仕事をし始めた頃と比較しても、とんでもなく進化していて、半日かけてやっていた作業が一瞬のうちにできてしまったり、補助となるツールもさくさん用意されています。極端な話、演奏の技術、音楽的な知識などがなくても、そこそこの音楽が手軽に作れてしまう。昨今、どこを切っても同じ顔をしている「金太郎アメ」のような音楽が氾濫しているのは、やはりこの便利さ故に頼りすぎているケースが多いからでしょう。あまりにもパターン化された音作りが多すぎるような気がします。
 やはり音楽は多少、不便な環境であっても、そこに創意工夫が吹き込まれれば、音楽のパッションも深さも違ってくるはずです。これは苦労した環境の方が良い音楽が生まれるということではなく、便利なツールに支配されることなく、自分の音楽の根幹をつねに見失わないようなスタイルで音楽を作り続けていきたいということです。そんな点からも、僕にとって一番大事なものは、やはりピアノとなるわけですが、今はmacを立ち上げず、ピアノだけで作曲していくというスタイルが一番思考に合っています。
 次なる活動準備中です。ご期待ください~。

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