大きいコンサートを終えて…
ここ数ヶ月、準備に追われていた3/29(水)The Brand-New Concert 2017が無事成功に終わり、また僕のひとつの夢でもあったオーケストラ編成での「Song for KAKEHASHI」のお披露目を終えてホッとしていた直後に、まさかの梯郁太郎氏の逝去の知らせ…。前投稿だけではとても書き切れない梯氏との数々の想い出が時間の経過とともに浮かび上がり、未だに悲しみや残念な気持ちが途切れることがありません…。やはり少し落ち着いたら、梯郁太郎氏との想い出はできるだけ書きたいと思っています。
そんな心身折れている状況でも仕事は続き、少し休みたいな…と思っていた矢先、音楽評論家/企画プロデューサーの西 耕一さんより
<黛敏郎メモリアルVol.1 【没20年・生誕88年シリーズ】>
というコンサートをご招待頂きました。
西さんには申し訳ない言い方になってしまいますが、少々、体が重い中、気分転換を兼ねて会場に向かっておりました。しかしホールは立ち見が出るほど満席。そしてコンサートは黛敏郎氏の音楽のあまりのすばらしさに圧倒させられました。完全に今まで認識不足。ステージでは何度かご一緒させて頂いたバイオリニストの大谷康子さんがすばらしい演奏を展開しているし、ひと頃「時の人」とともなった作曲家/ピアニストの新垣隆氏もさすがの演奏です。どの演奏家、指揮者からも、ものすごいパッションが飛んできます。こんなすばらしい音楽に触れて感動しているうちになんか徐久に元気をもらったような気がします。自分もこんな音楽を作ってみたい…って。
そして、これも嬉しいことに、お世話になったばかりの渡辺宙明先生&渡辺俊幸先生の親子先生とも予期せぬ遭遇。加えてThe Brand-New Concertの舞台監督、浜田和孝さんもいるではないですか。打楽器奏者の大家一将くんもいるし、見渡すとキーボーディストの先輩、難波弘之さんも…その他にも知り合いの作曲家の方や業界の人もたくさん…ということで終演後はみなさんと流れで楽しく打ち上がっているのでした。みなさんのステキな笑顔にも「ありがとう」と言いたいです。



