冨田 勲 源氏物語十二支

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愛知県芸術劇場左写真は本番前日の3/23、愛知県芸術劇場におけるゲネプロの模様です。照明関係も細かく調整が入ります。サラウンドの音だしはこの日が初めてなのですが、「死霊」「生霊」をテーマに作られたホール内での立体サウンドは予想以上に圧巻でした。本当にコワいんです。PAはヒビノ音響で、冨田先生を含めて周到なチェックを繰り返しながらバランスを決めていきました。各階に何台ものPAスピーカーが設置されています。ちなみに僕の手弾きシンセ(Fantom-X8)から発するお寺の鐘音などは中央の巨大なプロジェクターの後ろから鳴ります。これが何とも言えない情感を呼びます。
このホールは昨年の2月にディズニー・オン・クラシックのお仕事でも訪れたのですが、とても現代的な作りの日本有数の名ホールでしょう。
篠田元一 本番セッティング
ここからが、本番日の3/24の写真です。コーラスの音によりリアリティを付加するために、ローランドの発売直前のV-Synth XTをボコーダーとして加えてます。このモジュールはなかなか気に入りました。ステージ上では演奏の合間に、高橋恵子さんの朗読のタイミングを計りながら幾度となくサラウンドをクロスさせて鳴らさなければなりません。直前のリハでも一部、ループが切れている箇所が発覚してしまい、大あわてで対策を考えたり、とにかく一発勝負なので絶対ミスは許されないし、TVカメラは入ってるし、ローランドの檀社長(現会長)もご来場だし…こりゃ緊張しないはずがありません。
ステージ模様
本番のステージ模様。下手に朗読の高橋恵子さんが位置しています
本番本番中は思ったよりも、頭が整理されていたみたいで、落ち着いてプレイできました。90分の大曲にも関わらず、演奏も一度も落ちることなく(笑)、またサラウンドも完璧なタイミングで出せたし、今までで一番、良い演奏ができたと思います。自画自賛です。サラウンドがうまくいった時は本番中でも指揮の冨田先生と思わず笑みを交わし合っておりました。
ツーショット終演直後の冨田先生とのショットです。この日のために、ここ数ヶ月、先生とは毎日にように連絡を取り合ってきました。それだけに終わったときは、本当にホッとしました。今回のお仕事で得たものも大きかったように思えます。冨田先生には深く感謝いたします。
グループショット前方左より、坂田美子(琵琶)さん、宮田まゆみ(笙)さん、野坂惠子(筝)さん、後方右より、西川浩平(笛)さん、冨田勲先生、稲葉明徳(篳篥)さん
邦楽の方とは普段はご一緒になる機会はないのですが、みなさんの演奏はとてもすばらしいし、勉強になることもたくさんありました。みなさんにも感謝であります。
グループショット今度は高橋恵子さんを囲んでのショットです。サラウンド出しの関係で、僕の手元にも朗読テキストがあったのですが、高橋さんの朗読はリハと本番では全然違うんです。感動的な抑揚だし、起承転結に富んでいて、朗読だけでも、そこに音楽がありました。やはりすごい人は違う、と間近で体感した次第です。
終演後は、NHK主催の打ち上げがあり、2次会は高橋恵子さんと邦楽メンバー、総合プロデューサーの岡本さんとともに、深夜まで盛り上がり、コンサートの成功を分かち合いました。
ちなみに、冨田先生からのお話で、今後、海外での公演も思案中とのことなので、またみなさんともお会いできるかもしれません。
ツーショットスペシャルなOMAKE
うひゃ~。高橋恵子さんとのツーショットであります。しっかりいただいてしまいました。小生、完全に浮かれ顔であります(笑)。こんな活躍されている美しい大女優さんなのに、カベを作らず接していただけるすばらしいお人柄に加えて、お仕事にかける情熱や集中力、本当に魅力的な方です。
愛知万博コンサート翌日は愛知万博の初日。せっかくなので会場にも足を運びました。初日なので、超混雑かと思いきや、それほどでもない様子。その日は朝方は晴天だったのですが、昼過ぎから時折雪が降り、めちゃくちゃ寒かったのも影響したのでしょう。それでも、話題を集めているハイテクの企業パビリオンだけは長蛇の列で、僕も薄着で寒さに耐えながら90分近く並んだパビリオンもありました。
その後は、某パビリオン(残念ながら契約上名前が出せません…)のお仕事もしていた関係もあって、その関係者らと数日、名古屋で過ごして帰宅につきました。
ともあれ、この1週間はとても充実した日々を過ごさせていただきました。

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