新書「「かっこいいコード進行108」10/20発売！

※前身の「かっこいいコード進行88」から20パターン増え、ページ数も196P→240Pに一挙にボリュームアップしましたが価格は変わりません。

改めまして新書「かっこいいコード進行108」の内容を簡単に箇条書きで紹介してみます。

●いざ曲を作ろうとすると、自分の引き出しの中には限られたワン・パターンなアイディアしかない、という人のためのコード進行本

●少しでもかっこいい曲を作りたいという人のために、実用性や応用性がともに高い8小節単位の108パターンのコード進行を収録

●何より基本コンセプトとしたのは、コード進行を鳴らすだけで、かっこいい、スタイリッシュ、お洒落、都会的、ジャズテイスト、大人の雰囲気…といったようなイメージが即浮かぶようなものだけを掲載

●追加された20パターンは、厳選を重ね、コード進行における“おいしい毒”をスマートに盛り込んだものばかりです

●キーはCメジャー / Aマイナーに揃えてあるためパターン同士を自由に組み合わせることが可能。8小節の前半や後半だけ、パターンによっては任意の小節間だけを使うなども自由

●ちょっと出てこないような斬新な転調（ここはちょっと自負w）を組み込んだパターンも多数掲載させました。頭使わせますよ(^^;)

●コードそのものにもテンションや分数コードをふんだんに含ませ、同じようなコード進行でも、カッコよく、質感高く聴かせるためのアプローチなども満載

●108パターンそれぞれにコード進行の詳細な理論分析解説を書きました。机上の理論ではない「実践の理論」がここから学べます（ここは強くアピールしたいです！）

●コード進行の表記は今までになく明解な新方式

●各パターンのコード進行を押さえる際、最適なボイシング・データ（SMF）もダウンロードができます。このデータはもちろん僕のボイシングです

●DAW上などで自分のオリジナル曲のリズム・パターンへこのボイシング・データを流用することもできるので、理論はよくわからないけど、かっこいいコード進行で曲の下地をまずは作ってしまいたい、というような人にも活用できます

●自分なりのアイディアや利用方法を見つけ出し、実践の場でどんどん活かしてください！

今まで僕の「実践コード・ワーク」関係を読んで頂けた方にとっては、「実践コード・ワークの中の実践編」といってもいい内容になっていると思います。とりわけテンションの使い方とか連結のさせ方などはかなり勉強できるでしょう。
コード進行関係の本というと、ついジャズのジャンルに片寄りがちですが、ここではそれだけでなく、例えばスティーリー・ダン風の非典型的・非機能的なコード進行、AOR、新しい転調感覚のJ-popやニュー・ミュージック系、フュージョン、R&B、ダンス・ミュージック（EDM）さらにはアンビエント風などなど…幅広いジャンルでかっこいい曲作りの基盤をサポートしています。個人的趣向のカーペンターズ風とかデイヴィッド・フォスター風とかも無論ハズしません。
作曲や音楽制作に励んでいる人、ぜひぜひ本書を活用してみてください！

著者：篠田 元一
定価：1,944 円（本体1,800円+税）
発売日：2017/10/20

左が前身となる「かっこいいコード進行88」で右が今回の新書「かっこいいコード進行108」です。ページ数は196P→240Pに一挙に増え、音楽書籍としてボリュームアップしたのがわかるでしょう。しかも価格は変わらずです。

左ページがコード進行を示したチャート。理論的アナライズも付記。右ページ上段はこのコード進行の理論分析解説、下段がコードの積み立てを示す譜面でこれを実際曲中でどう押さえていくのかはデータをダウンロードしてもらうというレイアウトです。このデータは汎用SMFなので音楽ソフトで視聴したり、DAWで編集してオリジナル曲の素材として踏襲させるなども自由です。 このようなパターンがメジャー系66パターン、マイナー系42パターンを掲載しています。巻末部にはコード分析などで使用した音楽用語の解説なども充実させていますので、初心者から上級者まで実践的な理論書としても活用できるかと思います。

追記：
10/20発売の予約商品にも関わらず現在（10/16 17:30）、アマゾンで3部門1位を頂いております。
ありがとうございます。