2012/11/22:オーケストラとのリハーサル2(杉並公会堂大ホール)
いよいよ大合唱団を交えての2回目のリハです。全メンバーが揃うリハはこの日しかありません。自分は前回のリハから漢那くんとのデータ再調整も行い、かなり集中して練習を重ねて臨みました。とはいっても、相変わらずミスが多いんですね…。そんな僕を見ても大友氏は厳しい顔をすることなく、うまくいけばOKサインを送ってくれるんですね。ほんと、演奏者の気持ちをくみながら指揮する大友氏は人間的にも本当にすごい指揮者です。
これ以後の写真の大半はオフィシャルな写真以外、音楽ライターとしても名高い藤本健氏撮影のものです。リハの段階から本番直前まで密着取材していただき、それらは<「冨田勲×初音ミク」コンサート実現の舞台裏>としてすばらしい記事にまとめられていますので併せてご覧ください。
日本フィルのメンバーの中には知り合いも多く、今回も僕のすぐ後ろには僕のライブなどで何度か演奏してもらったチェロの久保公人くんや以前、ゴルフなどでもご一緒させて頂いたフルートの巨匠 遠藤剛史さんなどもいて、「篠田さんが大変なのはわかるし、ミスったってオレたちいるから」といつも励ましてくれました。いやぁ…ほんと団員さんからの励ましもほんと、大きな力になりました。






個人的にはいろいろ不安を残しつつも、夜遅くまで続いたリハは終了しましたが、この後も実はメチャクチャ大変でした。というのも翌日の本番は開演時間が早いこともあって、人によっては入りが6〜7時でゲネプロの開始もかなり早い。そのため杉並公会堂から初台のオペラシティに機材の引越作業をみんなで行ったのでした。オペラシティのスタッフも帰れなくなるのでこの晩は泊まりこみです。われらミク・チームが解散になったのも深夜。リハ〜引越のかなり重労働に加え、自分はまだ演奏に不安があったので深夜の食事もあまりのどを通らずでしたッw あ〜帰宅後も練習しなきゃ……。